2018年6月26日火曜日

【玉出木村家】抹茶求肥メロンパンを伊勢丹新宿店の大阪・兵庫特集で


 伊勢丹新宿店で開催中のイベント「フードコレクション ISETAN大阪・兵庫特集」で、「玉出木村家」という関西では人気のパン屋さんのパンを買いました。

抹茶求肥メロンパン

 買ったのは一番人気の商品「ベネティアーナ」と、ロールケーキ風の「ロールデニッシュ」「抹茶求肥メロンパン」です。

 今回は「抹茶求肥メロンパン」の感想を。

 まず「求肥」というとおり、中にお餅状の求肥が入っています。

 白くトロットしているのが求肥です。


 私、昔食べたパンで忘れられないお気に入りがあるんです。
 およそ30年位前に敷島製パン(パスコ)から販売されていた桜餅がまるごと入った桜餅パン、あれを思い出しました。

 パスコの桜餅パンは限定品だったらしく、その後全く見かけませんが、パンにお餅や求肥が入っているのって、ホント大好きな私にとって、これは期待が持てます。

 ちなみに伊勢丹新宿店の「大阪・兵庫特集」というイベントは、地階のイベントスペースで開催中。
 毎年恒例のフードイベントらしく、2018年の今回はすでに11回めの開催だそうです。
 イベントは2018年6月26日まで開催中。

 ◆公式サイトはこちら>>>ISETAN大阪・兵庫特集2018

玉出木村家てなに?

 新宿東口の地下道直結の入り口から入った途端に、この「大阪・兵庫特集」のイベントが目に入り、「玉出木村家」さんの、
「今なら並ばずに買えますよ~!」
 という呼び込みに反応して、よく知らないまま衝動的に買いました。

 確かに月曜のお昼くらいだったので、5人位しか並んでいませんでした。午後になると行列で人気商品は売り切れたりもするらしい。


 木村家といえば、東京銀座にも酒種アンパンでおなじみの老舗パン屋さんがありますが、あとから「玉出木村家」との関連性を調べたら、特に関係はないという情報がありました。

 ある方のブログには、電話して玉出木村家さんに直接問い合わせたと書いてあり、お店の方が「さかのぼっていくと、同じ系列かもしれませんが、今現在は関連性はない」と回答されたそうです。

 ただねえ・・・・この手の「同じ名前のお店」問題は奥が深いですから。

 横浜で有名なのはバッグや革製品の「キタムラ」。ここも「キタムラ」と「キタムラK2」と2系列あって、ようするに親族で分裂して2つに分かれてしまったブランドなんですがウィキペディアには「キタムラは、キタムラK2とは一切関係ない」とお互いを認めていない様子が記載されています。
 だいたい「一切関係ない」「全くの別会社」と言っている企業に限って、兄弟が仲違いして別会社を設立しているパターンが多いですね。

 ◆ウィキペディアはこちら>>>キタムラ (バッグ)

 記憶に新しい出来事では、私の好きな京都の帆布カバンのお店「一澤帆布」も、会社の相続で兄と弟で裁判沙汰になって、一時は分裂してましたが、長年事業に関わっていた弟さんの信三郎さんに職人さん全員がついていったことで、実質的に弟さんが継承者なのかな・・・と思ったら四男の帆布カバン店とかもあって、まだ決着はついていないのでしょうか?

 ◆ウィキペディアはこちら>>>一澤帆布工業

 話が長引いて恐縮ですが、同じブランド名、会社名で関東と関西に別れたパターンとしては、焼き菓子の名店「村上開新堂」があります。

 昔、某作家のエッセイに「村上開新堂のクッキーは、紹介がないと買えない」と書いてあって、興味を持っていたら、あれ?京都にも同じ名前の焼き菓子のお店があるけど?て気づきました。

 東京の「村上開新堂」は宮内庁御用達の洋菓子店としても有名ですが、なぜ全く同じ名前の洋菓子店が京都にもあるのか?
 皇室にゆかりのあるお店だとしたら、京都のほうが歴史が古いのか?と思って調べたら、京都の村上開新堂のサイトに「村上家は奈良町時代より京都に移り、宮中に奉仕します」と明記してありました。

 歴史を要約すると長らく宮中にて奉仕していた「村上家」の宮内省大膳職(宮中のお食事係)であった村上光保という人が東京開新堂を開いて初代店主になりました。その村上光保に西洋菓子の製造を教わった甥の村上清太郎が京都に開いたのが京都村上開新堂なので、元々は伯父と甥という関係の二人が東京と京都に別れて「村上開新堂」を開いたのですね。

 京都の村上開新堂の歴史はこちら>>>村上開新堂の歴史

 東京の村上開新堂の歴史はこちら>>>開進堂の歴史

 双方の歴史を読むと、だいたいのストーリーが見えてきます。

 京都の村上開新堂はデパートの催事などにも出店していて、私も焼き菓子(クッキー)の詰め合わせを買ったことがありますが、東京の村上開新堂は敷居が高くて、いまだに幻の味ですね(笑)。

 カステラ一番電話は二番♪でおなじみの「文明堂」もよく見ると文明堂総本店とか文明堂東京とか文明堂横浜とか会社名が違っていて、「のれん分け」ということになってはいますが、会社を間違えて欲しい商品が買えなかったという話も存在します。

 高級フルーツで知られている「千疋屋(せんびきや)」も実は「千疋屋総本店」やら「銀座千疋屋」「京橋千疋屋」などいろいろあって、扱う商品も違っているのでわかりづらい。

 寝具メーカーの「西川」に至っては京都西川やら東京西川やら日本橋西川、心斎橋西川・・・何がなんやら。

 こういった同じ名称の企業の大半は元々兄弟や親戚だった創業一族が分裂したために、同じ屋号で別々の会社を設立し「無関係です」といいながらも実は同族ということ多いですね。

 パンの木村家さんも、私は、きっとそのパターンではないか、と思っています。

 パンと言えば、先日加藤浩次さん司会の「この差って何ですか」の2018年のデパートバイヤーおすすめのお中元で紹介されていた「すいかパン」を作っているメーカーも、元々京都祇園にあったデニッシュパンの人気店が分裂したことによってできた会社でした。

 一方は「京都祇園生まれのデニッシュパン ボローニャ」、もう一方は「元祖デニッシュ食パン 京都祇園ボロニヤ」と名乗っていて、「ボローニャ/ボロニヤ」似てるけど微妙に違うのはなぜ?と思ったら分裂した様子。元祖は「ボロニヤ」の方だそう。

玉出木村家実食の感想

 ・・・すっかり話が横道にそれてしまいました。

 というのも、はっきり言って私の口にはどうも「玉出木村家」のパンの味が合わなかったもので・・・。ファンの方、ごめんなさい。

 検索したら美味しい、ふわふわ、大好きという情報が沢山見受けられますが、わたし的には「甘すぎ」の一言です。砂糖の分量を、間違えて入れてしまったのではないか?というくらい「抹茶求肥メロンパン」は甘かった。これは苦手。

 「ロールデニッシュ」は最初の一言は美味しと思ったのですが、やはり食べているうちに甘さが気になりだしました。やはり砂糖の分量を間違えたわけではなく、このお店ではこの甘さがデフォルトなのでしょう。

 20代の私だったら、大歓迎の甘さだったと思いますが、アラフィフにとっては脳天を突き抜けるような甘いパンは、2個でギブアップ。
 これだけ甘いと、糖質やら血糖値やらメイラード反応やら、いろいろなことが気になて、心おきなく食べてはいられません。

 まだ一番人気といわれる「ベネティアーナ」は食べていないので、総評は控えますが、うーん、どうなんでしょう。好みにもよると思うのですが、私はダメでした。
 (追記・・・ベネティアーナも食べました。やっぱり甘い!めちゃ甘い!)

 伊勢丹新宿店での催事は2018年6月26日まで開催中です。